走り納め2時間ラン

大掃除も年賀状も終わって、あとは蕎麦と紅白を残すのみの大みそかの午前中、今年の走り納めはあのワイナイナさんも走った東温市総合公園の周回路です。
一年の締めくくりに思い出されるのは、車をぶつけたとか骨折したとかマイナスのことばかり。
世の大勢を占めている悲観主義者は、ノー天気な楽観主義者を『長生きするぜ』などとバカにするものの、羨望のまなざしで彼らを見ています。
出発のベルが鳴っているのにのんびりとコーヒーを飲む姿、悪びれもせず『忘れてました』という態度は真似したくてもできるものではありません。

マラソンのペース配分は一定に保つのがベストですが、99%のランナーは後半が遅くなってしまいます。
人生と同じ山あり谷ありの42㌔をイーブンペースで保つのは至難の業で、折り返しからの落ち込みをどれだけ抑えられるかがマラソン練習の要でもあります。
楽観主義者は前半を速めに入って後半を粘る戦略、これを『ポジティブスプリット』と呼び、逆が『ネガティブスプリット』。
後半に上げようと思っても上げられないのは、前半の我慢が足りないから?それとも実力不足?
これから何があるかわからないのに初めから突っ込んでいけるのは、特殊な能力ではあります。

冬休みの宿題を終えたであろう20名とお父さん2名、それとミズキ。
ほぼ貸し切り状態の東温市総合公園、休みながらでも構わないけど、㌔6分で目標44周。
9時半ぴったりにスタート、最初の5周はみんなで一緒に走ろう。

1周半で早くも遅れ始めたM君、
『コーチ、あと何分ですか?』
わけのわからないことを聞くんじゃない!
5周で大汗をかいているK君、だから走る前に脱いでおけと言ったじゃないか!
ミズキ、ペース速すぎ!

最初の30分はウォーミングアップ、あえてゆっくり走る我慢が大事です。
そこからはただ淡々と刻んでいくだけ、ゆめゆめ残り時間を気にすることの無いように!
ここのコースは1周で5mの高低差があり、20キロ走れば200m上って下ります。
心はともかく、キミたちの脚は大喜びしているはずです。

集団はすでにばらけて、各自のペースで走り続けます。
適宜休みを入れてしゃべっていたら、あっという間に一時間が経過。
『おいみんな、あと一時間しか走れないぞ!』
『あと一時間もあるんじゃないですかっ!もう限界です!』

なんだかんだ言いながらも残り30分、15分、5分・・・。
最後の1周はみんなで一緒にと思ったけど、結局ばらけて2時間2分でフィニッシュ。
あの世界記録保持者のキプチョゲとほぼ同タイム。ワイナイナさんも褒めてくれるでしょう。
2時間も走っていたら足が痛いとか腹が痛いとか、身体が話しかけてきます。
疲れたから休むんじゃない、疲れてからが頑張りどころだ。
メッシが言っていました。
『頑張ったから報われるんじゃない。報われるまで頑張るんだ!』

多い者で40周超、みんな15㌔は走れたのではないでしょうか?
大満足の笑顔で今年を締めくくれました。
終わりよければすべてよし、今年もよい一年でした。
毎年、元旦は心機一転でさらに良い一年を祈念します。
悲観に暮れることなく、できることならばポジティブスプリットで2023年も一緒に走りましょう!


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