城山公園2時間ラン

仲間内でそれなりの立場を得たい、認められたいのならば、次のどれかをしましょう。
①特異な才能を発揮する
②コツコツと一生懸命頑張る
③みんなが嫌がることをする

才能だけで生きていける人はほとんどいないし、嫌なことを積極的に引き受ける気概もない。
とどのつまりひとは皆、一事を頑固に貫徹しなければならない。
高杉晋作は『凡人は何かしようと思ったら狂ったように頑張らなければならない』と言ったそうです。
小学生諸君!疲れたから歩く、ではなく『歯を食いしばって頑張る』、こんな経験したことありますか?

城山公園朝8時、曇天の海の日に18名が集合しました。
まずは2時間走、ペースとしては1周1.3キロコースを17周で計22キロ。
と言っても走り続けるのではなく適宜休みを入れて6年生は目標12周、2年生は5周。
約束は集団で走ること、歩きません、そして最後の17周目はみんなで走ってゴールしよう!
6年生しっかりまとめろ、歯を食いしばれ!

1周目、余裕のペースでおしゃべりと笑顔。2周目低学年はお休み、T君の首筋にはお約束の滝汗!
徐々に集団が乱れてきて、5周目には会話はなくなり、黙々と走り続けるだけ。
これからが頑張り時、という場面で曲がり角でショートカット、休憩時にトイレに行って時間稼ぎ、集団から遅れてウォーキング。
お前さんたち、約束はどうなった?

創造力を発揮するには知識、そして基礎学力が必要です。
スポーツで力を出す場面でも、勉学でレベルアップする場面でも基礎体力が必要です。
それは文字通り汗をかく能力であり、つらくても頑張る精神力でもあります。
心の力、気持ちも体力のひとつ。
将来、いざやってみようと思った時に、タンクが空ではエンジンはかかりません。
小学生のうちに勉強でも運動でもガソリン満タンにしておけるよう努力すべきでしょう。

集団走でうまくハマったときは、頑張る気持ちが伝染してスピードを保てるのですが、今日は蒸し暑さのせいか今一つまとまりません。
兎にも角にも2時間経過でフィニッシュ、最多周回者は11周、14.3㌔。距離的にはよく走りました。

最後は松山城の坂道ダッシュ200m×3本。
急勾配に疲れた脚が喜んでいます。
近頃いい味を出しているU君、ゴール後のぶっ倒れパフォーマンスも様になっています。

ランニング王国エチオピアのコーチはこう言っています。
『誰もが能力を持っている。ただ、その能力を最大限に活かせるのは見て、考えるランナーだ』
頑張ることは当たり前、そのうえで最善の結果を出すために今すべきことは?
休憩中も走りながらもそんなことを考えられる機会は・・・、今度は興居島1周にしようかと思っています。
6年生しっかり頼むよ!

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