第14回東温市駅伝大会

コロナ明けに再開されるイベントが多い中、これもまた4年ぶりの『東温市駅伝大会』、サッカー少年たちが今回は東温ランニングクラブとして参加しました。
天候不良が心配されましたが、明け方に雨は上がって、程度な湿度で風もなく気温も程よい絶好のランニング日和となりました。

1月21日(日)8時半に精鋭8名が東温市樋口公園に集合、キャプテンを決め、走順を決めてスタートに備えます。
第1走者をはじめとする奇数走者は下り基調、偶数は10m上ります。
走力、学年、性格、本人の意向を考慮して最適な順番を決める、箱根駅伝の監督たちが毎年頭を悩ませるこの難問をこの日のキャプテンT君はものの5分で
『コーチ、決まりました!』
この軽さ、テキトーさ、メンバーに余計なプレッシャーをかけないようにするパフォーマンスか?
優柔不断さが彼の特徴かと思っていたら、真逆にも針を振れる豹変ぶり。
対義語をググってみたら『剛毅果断(ごうきかだん)』、キャプテンのおかげで一つ賢くなりました。

観客、スタッフを含めると総勢500名くらい。偶数走者はバスに乗って中継地点へ移動します。
小学生のエントリーは5チーム、前回はもう少し多かったけどブッチギリの1位でしたが今回はいかに?
第1走者はニコニコ顔がトレードマークの4年生Y君、6年生たちに交じってのスタートです。

4位でタスキをつなぐと次走者以降が徐々に順位を上げて2位でアンカーのキャプテンへ。
はたして彼は3位に落ちずに逃げ切れるのか?いや、1位を捕まえられるのか?
対岸を必死で走るキャプテンにみんなが声援を送ります。
『T!頑張れ~』『ラスト走り切れ~!』『焼肉っ!!』

近年まれに見る激走で2位を死守、見事に準優勝です。
一生懸命に走るのはみんなできるけど、力を出し切るほど難しいことはありません。
タスキをつないだ後の各々の表情を見ると、全力を出した、ベストを尽くした感がにじみ出ていて、それを仲間が感じ取る。
チームの一体感が醸成されていく様を間近で見られたことは、今日一番の収穫でした。

少し間延びした表彰式で賞状と賞品を頂いて、来年はあのキラキラの優勝カップをゲットしようと5・4年生は決意を固くしたようでした。
次回は社会人の部でもエントリーしたいので、保護者の皆様、ご協力をよろしくお願いします!

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