近年の猛暑の原因は、化石燃料とエアコンの多用である、と私は信じて疑いません。
岸田総理が、『エアコン禁止令』を出せば、巡り巡ってエアコンを使わなくてもよい世の中になる、と本気で思っています。
自堕落な生活習慣はエアコンの中毒性に寄るもの、『暑い』とか『しんどい』とか『難しい』とかの不快さは、比較の問題です。
暑ければもっと暑くすれば、もとの暑さは暑さではなくなります。
㌔5分のペースがしんどいのならば、㌔4分半の練習をするべきです。
後半で足が止まってしまうのならば、根性が足りないのならば、快適さに負けてしまうのであれば、『興居島ラン』をするべきだ、ということで6月30日(日)は中学生+走れる小学生の興居島ラン、ということになりました。
中学生38名!+小学生6名、興居島の泊港を8時20分にスタートしました。
長距離走は一定のペースで、力を使わず、何も考えないのが定石です。
ただし、若者は『ノリ』と『アオリ』で20㌔を走り切ってしまうだろう、との見込みで5年生のT君とS君はアオリの練習をしていました。
『ボクたちは走れるけど、中学生のお兄ちゃんたちはついて来られるの?』
『たぶん、無理でしょ~』
まずはチーム分けで小学生一人に中学生6人、このグループで助け合って走り切ろう!
女の子8名のグループは言わずもがな、適任者のT君、キミの担当だ!
『なんで僕なんですか?』と、不満さをアピールしていますが、鼻の下は伸びっぱなし、下心は隠せません。
女子に囲まれて走り出す彼の心中やいかに?
始めはフラットの海岸コース、ワイワイガヤガヤで楽しそうです。
次第に集団がバラけてきて、口数が少なくなってきました。疲れるの早すぎ!
最初の休憩は8キロ地点と言ったけど、すまん、もうちょっと先だった。頑張って走ろう。
坂道で歩きません、にっこり笑って、ランニングって楽しいでしょ?
20㌔の半分は18㌔、脳をだまして楽に走ろう。
疲れは脳が発信するただのノイズに過ぎない、本当の楽しさは限界の向こう側。
普段、二次元のグラウンドを走っているキミたちの足は、今、喜んでいる。坂道を走って。
いつの間にか、人数少なくなっていないか?
2回の休憩をはさんで、いくつかのグループに分かれて(最初のグループ分けは自然消滅)、行方不明者を数名出しながらも、とにもかくにも恋人峠まで到着。
みなさんお疲れ様、20㌔走破です。
高低差を考慮すれば、30㌔走と同等レベル、女の子はニッコリ笑ってゴールしてくれました。
これで、次の10㌔走は、『え?たったの10㌔?』になったし、ランニングが好きになったし、エアコンを我慢できるようになりました。
ランニングは温暖化を止める、地球を救う!
計44名が描いたキレイな軌跡を見れば、まんざら嘘ではないと思えるはず。
反省点としては、グループ分けがうまく機能しなかったので、次は『中島』でリベンジしよう!
小学生諸君、特に迷子になった二人!
中学生を引っ張るのがキミたちの役目だったはず、仕事を全うできたか今一度振り返ってみてくれ。
心に引っかかるものがあるのなら…、今後の練習の糧としましょう。